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【夫婦のカタチ】「仲良しだけど別居婚」というのはアリなのか【LAT: Living Apart Together】

結婚したら一緒に暮らすのが当たり前、というのが一般的な考え方ですが、最近はそうとも限らなくなってきました。「仲が良いのにあえて一緒に住まない」という選択をする夫婦が増えているのです。これは「LAT(Living Apart Together)」と呼ばれ、結婚していながらも別々の住居を持つスタイルを指します。

一見すると「それって夫婦なの?」と疑問に思う人もいるかもしれませんが、実際にはお互いの関係を大切にしたいからこそ、あえてこの形を選ぶケースも多いのです。長年連れ添った夫婦だけでなく、新婚夫婦でもLATを選ぶことがあります。ライフスタイルが多様化する中で、「結婚=同居」という固定観念が見直されつつあるのではないでしょうか。

今回は、LATを選ぶ理由やそのメリット・デメリットについて考えてみます。

LATを選ぶ理由とは

LATを選ぶ夫婦にはさまざまな理由があります。一番多いのは「お互いのライフスタイルを尊重したい」というものです。例えば、仕事の都合で別々の場所に住まざるを得ない場合もあれば、一人の時間を大切にしたいという理由で選択する人もいます。

また、「適度な距離感を保ちたい」と考える夫婦も少なくありません。長く一緒にいると、どうしても小さなことが気になってしまい、些細な喧嘩が増えることがあります。別々に暮らすことで、お互いの存在を改めて大切に感じることができるのです。「会うたびに新鮮な気持ちになれる」と感じる夫婦も多いようです。

さらに、「それぞれのキャリアを優先したい」という理由もあります。近年は共働きが当たり前になり、仕事のために転勤や単身赴任を選択するケースも増えています。一方が仕事を優先し、もう一方が無理に引っ越すのではなく、別々に住むことでどちらもキャリアを維持できるのは大きなメリットです。

家庭環境の違いからLATを選ぶ夫婦もいます。例えば、「親と同居しているため、別居の方が都合が良い」「ペットの世話を優先したいので、一緒に住めない」といった理由もあります。どちらかが実家を離れられない事情を抱えている場合、無理に同居するよりも、それぞれの事情を尊重しながら結婚生活を送るほうがうまくいくこともあるでしょう。

家事や生活習慣の違いがストレスにならないというメリットもあります。夫婦であっても、朝型と夜型では生活習慣がまったく違いますし、片付けや掃除の基準も異なることが多いです。一緒に暮らすことでストレスを感じるくらいなら、別々に住む方が良い関係を築ける可能性があると思います。

LATは本当に夫婦として成立するのか

「結婚しているのに一緒に住まないなんて、夫婦として意味があるのか?」という疑問を持つ人もいるかもしれません。でも、夫婦のあり方は人それぞれです。

一番大事なのは、お互いが納得できる形で結婚生活を送れているかどうかだと思います。実際にLATを選択している人に話を聞いたことがありますが、「会ったときの時間がより大切なものに感じる」「適度な距離感があるから長く仲良くいられる」とのことでした。物理的な距離があることで、マンネリ化を防ぎ、関係が新鮮なまま続くというメリットもあります。

また、同居すると家事や生活習慣の違いでストレスがたまることもありますが、LATを選択した場合はそうした摩擦が軽減されます。例えば、一方が潔癖症で、もう一方があまり片付けを気にしないタイプだった場合、一緒に住むとトラブルの原因になりかねません。しかしLATなら、お互いの生活空間を保ったまま関係を築くことができます。

さらに、精神的な自立を保ちやすいという点もあります。結婚すると無意識のうちに相手に依存しがちですが、別居婚ではそれぞれが自分の時間を持ちながらも支え合う関係を築くことが可能です。特に自分の趣味や仕事に集中したい人にとっては、最適な形と言えるでしょう。

結婚=同居という固定観念があると「一緒に住まないのはおかしい」と感じるかもしれません。しかし、同居することでかえって関係が悪くなる夫婦もいます。別々に住むことでお互いを尊重し、より良い関係を築けるなら、それは立派な夫婦の形だと思います。

LATのデメリットをさらに踏み込んで考える

もちろん、LATにはデメリットもあります。例えば、「何かあったときにすぐに助け合えない」という問題が考えられます。一緒に住んでいれば、体調を崩したときなどすぐにサポートできますが、別居しているとそれが難しい場面も出てきます。

また、子どもを持ちたいと考えている夫婦にとっては、LATの選択はやや難しいかもしれません。育児はどうしてもチームワークが必要になる場面が多く、別々に住んでいると負担が偏ってしまうことがあります。特に幼い子どもがいる場合、夜泣きや急な病気などの対応が一人に集中することになり、精神的・肉体的な負担が大きくなりがちです。また、子ども自身も「片方の親と過ごす時間が少ない」「なんで一緒に住んでないんだろう」など色々なことを考えるはずで、成長過程での寂しさや不安につながる可能性も考慮する必要があります。

さらに、周囲の理解を得るのが難しいこともあります。特に親世代の人たちからは、「なぜ一緒に住まないの?」と疑問に思われても不思議ではありません。親世代だけでなく、もしかすると友人や職場の同僚からも「夫婦なのに別々に住んでいるなんて何か事情があるのか?」と勘繰られるかもしれません。こうした周囲の視線や偏見とどう向き合うかも、LATを選ぶ際には考えなければならない点だと思います。

一番大事なのは「どんな形なら幸せになれるか」

結局のところ、結婚生活の形に正解はありません。LATが合う夫婦もいれば、そうでない夫婦もいます。大切なのは「二人がどんな形であれば幸せに過ごせるか」ということだと思います。

人によって幸せの基準は異なります。毎日顔を合わせて助け合うことで安心感を得られる人もいれば、適度な距離を保つことで心地よさを感じる人もいます。周囲の価値観に流されるのではなく、自分たちにとってベストな形を見極めることが重要です。

夫婦にとって「幸せ」とは、単なる形の問題ではなく、お互いを尊重し、安心して過ごせる関係を築くことにあると思います。同居していても、お互いにストレスを感じている関係では意味がありません。逆に、別々に暮らしていても、信頼し合って充実した時間を共有できるのであれば、それは幸せな夫婦の形と言えるでしょう。

結婚=同居という価値観だけに縛られるのではなく、お互いにとってベストなスタイルを模索することが、より長く幸せな関係を続ける鍵になります。お互いの自由を尊重しつつ、しっかりと信頼関係を築いていけるなら、LATは十分にアリな選択肢だと思います。

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まとめ

LATは、一緒に暮らすことで生じるストレスを避け、お互いのライフスタイルを尊重できる新しい夫婦の形です。もちろんデメリットもありますが、何より大事なのは「夫婦が幸せでいられること」ではないでしょうか。LATを選ぶことで、より良い夫婦関係を築けるなら、それは十分にアリな選択肢だと筆者は考えます。

また、LATを選ぶ場合は、お互いの価値観や生活リズム、将来のビジョンについてしっかり話し合うことが重要です。「なぜ別居婚を選ぶのか」「どのような形で関係を続けるのか」といった点を明確にし、共通認識を持つことで、より充実した結婚生活を送ることができます。

どんな夫婦の形であれ、最も大切なのは、お互いが安心し、信頼し合える関係を築くことです。「普通」や「当たり前」にとらわれず、二人にとって最適な形を模索しながら、幸せな夫婦生活を送っていけると良いですね。